Zope(Z Object Publishing
Environment)はオブジェクト指向インタープリターPythonによって作成されたウェブアプリケーションサーバーです。
強力なWebコンテンツマネージメント能力があります。
- インストレーション
- ドキュメンテーション
1.インストレーション
Zopeをあなたのバーチャルサーバーへインストールするにはtelnetかsshでシェルログインして次のような手順で行います。
- まだPythonをインストールしていないなら先にPythonをインストールします。
Pythonのインストール
- /usr/local/contrib に格納されている Zope圧縮ファイルを解凍します。
% cd ~% tar -xzvpf /usr/local/contrib/zope-2.7.2.tar.gz
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次にインスタンスを作成します。
インスタンスを作成するには次のコマンドを実行します。
% virtual /usr/local/zope/bin/mkzopeinstance.py
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実行すると次のように表示され、インスタンスを作成するデレクトリを聞いてきますので希望するデレクトリを入力します。ここでは例として
/www/Zope を入力しています。
さらに管理者のユーザ名とパスワードを聞いてきます。ここでは例として admin
と入力しています。次に希望するパスワードを入力します。パスワードはエコーバックされませんので確認のため2回入力します。
Please choose a directory in which you'd like to install
Zope "instance home" files such as database files,
configuration
files, etc.
Directory: /www/ZopePlease choose a username and password
for the initial user.
These will be the credentials you use to initially manage
your new Zope instance.
Username: admin
Password:
Verify password:
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zope.confを次のコマンドを使ってサンプルからコピーします。
希望するならこのファイルを編集することもできます。
% cd ~/www/Zope/etc
% cp zope.conf.sample zope.conf
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以上でインストールは終わりです。試しにZopeを起動してみます。
% virtual /www/Zope/bin/runzope &
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問題がなければ、ウェブブラウザで
http://www.あなたのドメイン名:8080/
にアクセスすると次のように表示されます。
最後にZopeが自動起動するように/etc/rcファイルに以下の1行を追加します。~/etc/rcファイルが存在しなければ新規に作成してください。
/usr/local/bin/virtual /www/Zope/bin/runzope &
> /dev/null 2>&1
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上手くインストールできたら次のURLでZope Quick Startと管理インターフェースにアクセスすることが出来るはずです。
Zope Quick Start
http://www.あなたのドメイン名:8080/
Zope管理インターフェース
http://www.あなたのドメイン名:8080/manage/
2.ドキュメンテーション
Zopeについて詳しく知りたい場合は次のサイトを参照してください。
Zopeホームページ
http://www.zope.org/ JZUG
http://zope.jp/
ここで紹介しているソフトウエアはKK-NET以外のサードパーティーによって作成されたソフトウエアです。弊社の紹介の有無に関わりなくソフトウエアに関する質問・不具合のレポートなどは開発元へお問い合わせください。 |