rrenumd(8)
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FreeBSD 一般コマンドマニュアル
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rrenumd
rrenumd
解説
rrenumd は、ルータリナンバリング要求パケットを送信し、サイトネットワーク
中のルータをリナンバリング (番号付け直し) します。
KAME ベースシステムでは、ルータリナンバリング要求パケットは rtadvd(8) が
送受信します。他のシステムでは、適切な文書を参照してください。
本プログラムは起動時に自己をデーモン化します。また、 -s 指定時には標準入
力から設定情報を読み込み、 -c conf_file 指定時には conf_file から設定情報
を読み込みます。
設定情報の内容は rrenumd.conf(5) に記述されています。
設定が成功すると、 rrenumd は定期的に、ルータリナンバリングメッセージを、
設定された宛先に送信します。メッセージには、リナンバリングされるように設
定されたプレフィックスを含みます。
-d デバッグモード。
-f フォアグラウンドモード。デーモンになりません。
-s スクリプトモード。設定情報は標準入力から取得されます。
-c conf_file
設定情報が保持されている設定ファイルを指定します。
戻り値
成功時には 0 で、失敗時には非 0 で、プログラムは終了します。
関連項目
rrenumd.conf(5), rtadvd(8)
規格
Matt Crawford, Router Renumbering for IPv6, RFC, 2894, August 2000.
歴史
rrenumd コマンドは KAME IPv6 プロトコルスタックキットではじめて登場しまし
た。
FreeBSD 4.4 September 7, 1998 FreeBSD 4.4