atm(8) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

atm

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atm




書式

       インタフェース管理サブコマンド:
            atm attach <interface> <sigmgr>
            atm detach <interface>
            atm set MAC <interface> <MAC/ESI address>
            atm set netif <interface> <prefix> <count>
            atm set prefix <interface> <NSAP prefix>
            atm show config [<interface>]
            atm show interface [<interface>]
            atm show netif [<netif>]
            atm show stats interface [<interface> [phy  |  dev  |
                 atm | aal0 | aal4 | aal5 | driver]]

       VCC 管理サブコマンド:
            atm  add  PVC  <interface> <vpi> <vci> <aal> <encaps>
                 <owner> ...
            atm delete PVC <interface> <vpi> <vci>
            atm delete SVC <interface> <vpi> <vci>
            atm show stats VCC [<interface> [<vpi> [<vci>]]]
            atm show VCC [<interface>  [<vpi>  [<vci>]  |  SVC  |
                 PVC]]

       IP 管理サブコマンド:
            atm add ARP [<netif>] <host> <ATM address>
            atm add PVC <interface> <vpi> <vci> <aal> <encaps> IP
                 <netif> <host> | dynamic
            atm delete ARP [<netif>] <host>
            atm set arpserver <netif> <ATM address> | local  [<IP
                 prefix> ...]
            atm show ARP [<host>]
            atm show arpserver [<netif>]
            atm show IPVCC [<host> | <netif>]

       その他のサブコマンド:
            atm help
            atm show version


解説

       atm  は Host ATM Research Platform (HARP) ネットワーキング
       ソフトウェアの状態を設定および表示します。サブコマンドは、
       いくつかのカテゴリに分類されます:

       イ ンタフェース管理 サブコマンドは、ATM インタフェースを制
       御します。機能としては、シグナリングマネージャのインタフェ
       ー スへの割り当て、 ATM アドレスの設定、 (複数の) ネットワ
       ークインタフェースと (単一の) インタフェースとの関連付け、
       インタフェースの情報の表示があります。

       VCC   管 理 サブコマンドは、 ATM 仮想チャネル接続 (Virtual
       Channel Connection; VCC) を管理します。機能とし て は、VCC
       のオープン・クローズ・情報の表示があります。

            PVC - PVC にのみ対応。
            SPANS - FORE 独自のシグナリングプロトコルである SPANS
                 をサポート。
            UNI  3.0  -  ATM  Forum の ATM User-Network Interface
                 Specification, Version 3.0 のシグナリングプロ ト
                 コルをサポート。
            UNI  3.1  -  ATM  Forum の ATM User-Network Interface
                 Specification, Version 3.1 のシグナリングプロ ト
                 コルをサポート。

       4  種すべてのシグナリングマネージャが PVC のオープンとクロ
       ーズをサポートします (adddelete のサブコマ ン ド を 参
       照)。

       物 理インタフェース上で VCC を作成可能とするには、物理イン
       タフェース 1 個に対し、シグナリングマネージャ 1 個をアタッ
       チする必要があります (attach サブコマンド参照)。

   B>物B>理B>イB>ンB>タB>フB>ェB>ーB>スB>おB>よB>びB>ネB>ッB>トB>ワB>ーB>クB>イB>ンB>タB>フB>ェB>ーB>ス
       次 の 2 種類のインタフェースがサポートされています: それぞ
       れ物理インタフェースとネットワークインタフェースです。物理
       イ ンタフェースは ATM ネットワークへの物理的な接続点を表現
       します。物理インタフェースは、自身に関連付けられた ATM  ア
       ドレスを持ちます。ただし、PVC のみのシグナリングマネージャ
       が使用されているときは例外です。

       ネットワークインタフェースは論理インタフェースです。 1  個
       以 上のネットワークインタフェースを 1 個の物理インタフェー
       スに関連付けられます。各ネットワークインタフェースは、自身
       に 関連付けられた IP アドレスを持ちます。 UNI が制御するイ
       ンタフェースでは、 1 個の物理インタフェースに 256 個までの
       ネットワークインタフェースを関連付けることができます。この
       場合、ネットワークインタフェースと ATM アドレスの対応 は、
       物 理インタフェースの ATM アドレスのセレクタフィールド (最
       後のバイト) によって行われます。 PVC のみのインタフェー ス
       で は、各物理インタフェースに 256 個までの論理インタフェー
       スを関連付けることが可能です。 SPANS もしくは PVC のシグナ
       リングマネージャが制御するインタフェースでは、各物理インタ
       フェースには単一のネットワークインタフェースのみが関連付け
       られる必要があります。

   B>キB>ーB>ワB>ーB>ドB>とB>文B>書B>のB>約B>束
       キーワードを十分区別できるだけの先頭部分を与えるだけで、コ
       マンドとサブコマンドのキーワードを短 縮 で き ま す。 よっ
       て、atm sh v B>は atm show vcc B>とB>同B>じB>結B>果B>にB>なB>りB>まB>すB>。

       すべてのキーワードは大文字小文字の区別がありません。

       atm   コマンドにホストアドレスを与える必要があるときには、
       DNS での名前でも、ドット付き 10 進数形式による IP アドレス
       でも使用可能です。
            ...

       add PVC サブコマンドの形式は PVC の所有者に依存して変化 し
       ます。 "IP 管理サブコマンド" を参照してください。

       atm attach <interface> <sigmgr>

       ここで:
            <interface>  は、シグナリングマネージャをアタッチする
                 物理インタフェースを指定します。
            <sigmgr> は、どのシグナリングマネージャをアタッチする
                 かを指定します。有効な指定は、"SIGPVC", "SPANS",
                 "UNI30", "UNI31" です。

       このコマンドは、シグナリングマネージャをインタフェースにア
       タッチします。この処理が完了するまで、VCC のオープンおよび
       クローズはできません。 1 度に 1 個のシグナリングマネージャ
       のみインタフェースにアタッチ可能です。

       atm detach <interface>

       ここで:
            <interface>  は、シグナリングマネージャをデタッチする
                 物理インタフェースを指定します。

       このコマンドは、インタフェースからシグナリングマネージャを
       デタッチします。このシグナリングマネージャが作成した全 VCC
       はクローズされ、再度 (同じもしくは異った) シグナリングマネ
       ージャが作成されるまで新規の VCC は作成できません。

       atm set MAC <interface> <MAC/ESI address>

       ここで:
            <interface>   は、 MAC アドレスが設定される物理インタ
                 フェースを指定します。
            <MAC/ESI address> は、インタフェースの NSAP アドレ ス
                 の  6 バイト MAC 部分を指定します。 MAC アドレス
                 は 12 文字の 16 進数文字列により指定され、先頭に
                 "0x"  を付けてもかまいません。アドレス中のフィー
                 ルドをピリオドで区切ってもかまいません。

       このコマンドは、UNI が制御するインタフェースの MAC アド レ
       スを設定します。 20 バイトの NSAP 形式アドレスのうち、先頭
       13 バイト (プレフィックス) が atm set prefix コマンドも し
       くは ILMI デーモン (ilmid (8)) によって設定され、次の 6 バ
       イト (エンドシステム識別子 (End System  Identifier;  ESI))
       が本コマンドにより設定され、最後のバイト (セレクタ) がどの
       ネットワークインタフェースがアドレスに関連付けられているか
       によって決定されます。

       atm set MAC コマンドを使用して、インタフェースハードウェア
       中の MAC アドレスを上書き可能です。
       定されます。名前は <prefix><nn> の形式となり、 <prefix> は
       set サブコマンドで指定するプレフィックスであり、 <nn> は 0
       から <count>-1 の範囲の値です。例えば、コマンド:

            atm set netif hfa0 ni 2

       は ni0 と ni1 という名称の 2 個のネットワークインタフェ ー
       ス を 作成し、これらを物理インタフェース hfa0 と関連付けま
       す。

       atm set prefix <interface> <NSAP prefix>

       ここで:
            <interface> は、 NSAP プレフィックスを設定する物理 イ
                 ンタフェースを指定します。
            <NSAP  prefix> は、インタフェースの NSAP アドレスの先
                 頭 13 バイトを指定します。プレフィックスは16  進
                 数文字列により指定され、先頭に "0x" を付けてもか
                 まいません。プレフィックス中のフィールドをピリオ
                 ドで区切ってもかまいません。

       このコマンドは、UNI が制御するインタフェースのアドレスを設
       定します。 20 バイトの NSAP 形式アドレスのうち、先頭 13 バ
       イ ト  (プレフィックス) が本コマンドにより設定され、次の 6
       バイト (エンドシステム識別子 (End System Identifier; ESI))
       が 物理インタフェースから得られる MAC アドレスになるかまた
       は set MAC サブコマンドにより設定され、最後のバイト (セ レ
       クタ) がどのネットワークインタフェースがアドレスに関連付け
       られているかによって決定されます。

       UNI が制御するインタフェースがアクティブになる前に、  NSAP
       プ レフィックスを設定する必要があります。これは、ILMI デー
       モン (ilmid (8)) もしくは set prefix サブコマンドにより 実
       現されます。

       atm show config [<interface>]

       次の情報を表示します:

       Interface - 物理インタフェース名。

       Vendor - アダプタベンダ名。

       Model - アダプタのモデル。

       Media - アダプタが使用する通信媒体。

       Bus - アダプタがアタッチされているバスのタイプ。

       Serial No.  - アダプタのシリアル番号。

       MAC  address - インタフェースの MAC アドレス。 atm set MAC
       atm show interface [<interface>]

       次の情報を表示します:

       Interface - 物理インタフェース名。

       Sigmgr  - インタフェースにアタッチされたシグナリングマネー
       ジャ名。シグナリングマネージャがアタッチされていない場合、
       ダッシュ (-) が表示されます。

       State - インタフェースのシグナリングマネージャの状態。各シ
       グナリングマネージャは、それぞれの状態の組み合わせを保持し
       ます。それらを示します:
            PVC:
                 ACTIVE ---  シグナリングマネージャはアクティブで
                            す。
                 DETACH --- シグナリングマネージャはデタッチさ れ
                            ているところです。
            SPANS:
                 ACTIVE ---  シグナリングマネージャはアクティブで
                            す。
                 DETACH --- シグナリングマネージャはデタッチさ れ
                            ているところです。
                 INIT ----- シグナリングマネージャの初期状態。
                 PROBE ---- シグナリングマネージャは ATM スイッチ
                            と接続を行っているところです。
            UNI 3.0 または UNI 3.1:
                 NULL ----- シグナリングマネージャの初期状態。
                 ADR_WAIT - シグナリングマネージャは NSAP   プ レ
                            フィッ クスが設定されるのを待っている
                            ところです。
                 INIT ----- シグナリングマネージャはスイッチと の
                            接続を確立しているところです。
                 ACTIVE ---  シグナリングマネージャはアクティブで
                            す。
                 DETACH --- シグナリングマネージャはデタッチさ れ
                            ているところです。

       ATM address - インタフェースの ATM アドレス。

       Network  interfaces  -  物理インタフェースに関連付けられた
       ネットワークインタフェース名 (存在する場合)。

       show interface サブコマンドでパラメータを指定しない場 合、
       全物理インタフェースの設定が表示されます。インタフェース名
       を指定すると、指定したインタフェースの設定だけが表示されま
       す。

       atm show netif [<netif>]

       次の情報を表示します:

       す。

       対象を表すキーワードを指定しないと、次の情報を表示します:

       Interface - 物理 ATM インタフェース名。

       Input PDUs - インタフェースで受信したプロトコルデ ー タ ユ
       ニット (Protocol Data Unit; PDU) 数。

       Input Bytes - インタフェースで受信したバイト数。

       Input Errs - インタフェースに発生した入力エラー数。

       Output PDUs - インタフェースから送出したプロトコルデータユ
       ニット (Protocol Data Unit; PDU) 数。

       Output Bytes - インタフェースから送出したバイト数。

       Output Errs - インタフェースに発生した出力エラー数。

       Cmd Errs - インタフェースに発生したコマンドエラー数。

       対象を表すキーワードを指定すると、その対象の統計情報が表示
       されます。表示される情報はアダプタ依存です。要求した統計情
       報が利用不能なアダプタの場合、エラーが報告されます。

       show stats interface サブコマンドでパラメータを指定しな い
       場 合、全 ATM インタフェースの統計情報が表示されます。イン
       タフェース名を指定すると、指定したインタフェースの統計情報
       だけが表示されます。


   VCC B>管B>理B>サB>ブB>コB>マB>ンB>ド:
       atm delete PVC <interface> <vpi> <vci>
       atm delete SVC <interface> <vpi> <vci>

       ここで:
            PVC は、クローズする VCC として PVC を指定します。
            SVC は、クローズする VCC として SVC を指定します。
            <interface> は、クローズする VCC が終端する物理インタ
                 フェースを指定します。
            <vpi> は、VCC の仮想パス識別子 (Virtual Path  Identi-
                 fier; VPI) を指定します。
            <vci>   は、VCC の仮想チャネル識別子 (Virtual Channel
                 Identifier; VCI) を指定します。

       このコマンドは、VCC をクローズします。 2 個の形式 の 違 い
       は、 1 番目の形式が VCC は PVC (add PVC サブコマンドで作成
       されたものです) であると指定するのに対し、 2 番目の形式 が
       VCC   は  SVC であると指定することだけです。予約された VCC
       (VCI 値が 32 未満のもの) は、このコマンドでクローズでき ま
       せん。
       tocol Data Unit; PDU) 数。

       Input Bytes - VCC で受信したバイト数。

       Input Errs - VCC で発生した入力エラー数。

       Output PDUs - VCC から送出したプロトコルデー タ ユ ニッ ト
       (Protocol Data Unit; PDU) 数。

       Output Bytes - VCC から送出したバイト数。

       Output Errs - VCC で発生した出力エラー数。

       show  VCC   サブコマンドでパラメータを指定しない場合、アク
       ティブな VCC すべてが表示されます。インタフェース名を指 定
       す ると、指定したインタフェースのアクティブな VCC すべてが
       表示されます。インタフェースと VPI を指定すると、指定し た
       インタフェースの VPI に対するアクティブな VCC すべてが表示
       されます。インタフェースと VPI と VCI が指定された場合、指
       定 されたインタフェースの指定された VCC だけが表示されます
       (SPANS は SVC を単方向と見なしますので、実際には 2   個 の
       VCC になり得ます)。

       atm show VCC [<interface> [<vpi> [<vci>] | SVC | PVC]]

       次の情報を表示します:

       Interface - VCC が終端する物理インタフェース。

       VPI  -  VCC   の 仮 想パス識別子 (Virtual Path Identifier;
       VPI)。

       VCI - VCC の仮想チャネル識別子  (Virtual  Channel  Identi-
       fier; VCI)。

       AAL  -  VCC で使用している ATM アダプテーションレイヤ (ATM
       Adaptation Layer; AAL)。表示される値は、ヌルと AAL の 1 か
       ら 5 です。

       Type - VCC が SVC か PVC かを指定します。

       Dir  - VCC の情報の流れの方向。 VCC は、入力・出力・双方向
       のいずれかになり得ます。

       State - シグナリングマネージャが報告する、VCC の状態。各シ
       グナリングマネージャは、それぞれの状態の組み合わせを保持し
       ます。それらを示します:
            PVC:
                 NULL ----- 状態はありません。
                 ACTIVE --- VCC はアクティブです。
                 FREE ----- VCC はクローズされ、シグナリングマ ネ
                            ー ジャは自己の資源が解放されることを
                            待っています。
            UNI 3.0 または UNI 3.1:
                 NULL ----- 状態はありません。
                 C_INIT --- VCC が開始 (initiate) されるところ で
                            す。
                 C_OUT_PR - 外向きの VCC リクエストが進行していま
                            す。
                 C_PRES --- VCC がネットワークにより開始される と
                            ころです。
                 CONN_REQ - VCC  リクエストが HARP ユーザに受理さ
                            れました。
                 C_IN_PR -- 内向きの VCC リクエストが進行していま
                            す。
                 ACTIVE --- VCC はアクティブです。
                 REL_REQ -- VCC はクローズされるところです。
                 REL_IND --  ネッ トワークが VCC をクリアしていま
                            す。
                 SSCF_REC - シグナリングチャネルの SSCF セッ ショ
                            ンはエラーから回復中です。
                 FREE ----- VCC  はクローズされ、シグナリングマネ
                            ージャは自己の資源が解放されること を
                            待っています。
                 ACT_DOWN - VCC は PVC であり、インタフェースがダ
                            ウンしています。

       Encaps - VCC で有効となっているカプセル化。表示されるカ プ
       セル化は、ヌルか LLC/SNAP です。

       Owner  - VCC の所有者 (複数可) です。 VCC を使用している機
       能 (function) 名を表示します。

       Destination - VCC のリモートエンドにあるホストの ATM ア ド
       レス。

       show  VCC   サブコマンドでパラメータを指定しない場合、アク
       ティブな VCC すべてが表示されます。インタフェース名を指 定
       す ると、指定したインタフェースのアクティブな VCC すべてが
       表示されます。インタフェースと VPI を指定すると、指定し た
       インタフェースの VPI に対するアクティブな VCC すべてが表示
       されます。インタフェースと VPI と VCI が指定された場合、指
       定 されたインタフェースの指定された VCC だけが表示されます
       (SPANS は SVC を単方向と見なしますので、実際には 2   個 の
       VCC になり得ます)。


   IP B>管B>理B>サB>ブB>コB>マB>ンB>ド:
       atm add ARP [<netif>] <host> <ATM address>

       ここで:
            <netif>  は、 ATMARP エントリが関連付けられるネットワ
                 ークインタフェース名であり、省略可能です。名前を
                 指定しないと、追加されるホストの IP アドレスに依

       atm  add  PVC  <interface>  <vpi>  <vci> <aal> <encaps> IP
            <netif> <host> | dynamic

       ここで:
            <interface> は、PVC が終端する物理インタフェースを 指
                 定します。
            <vpi>  は、PVC の仮想パス識別子 (Virtual Path Identi-
                 fier; VPI) を指定します。
            <vci> は、PVC の仮想チャネル識別子  (Virtual  Channel
                 Identifier; VCI) を指定します。
            <aal> は、PVC のATM アダプテーションレイヤ (ATM Adap-
                 tation Layer; AAL) を指定します。使用可 能 な 値
                 は、"null" か、ヌル AAL を表す "AAL0" か、 AAL 1
                 を表す "AAL1" か、 AAL 2 を表す "AAL2" か、  AAL
                 3/4   を表す "AAL3", "AAL4", "AAL3/4" のいずれか
                 か、 AAL 5 を表す "AAL5" です。
            <encaps> は、PVC のカプセル化を指定します。指定可能な
                 値 は、カプセル化無しを表す "null" または "none"
                 か、 LLC/SNAP カプセ ル 化 を 表 す  "LLC/SNAP",
                 "LLC", "SNAP" のいずれかです。
            IP は、PVC の所有者が IP であることを指定します。
            <netif>   は、PVC  が関連付けられるネットワークインタ
                 フェースを指定します。ネットワークインタフェース
                 が存在することと、指定された物理インタフェースと
                 関連付けられていることが必要です。
            <host> | dynamic は、 PVC の彼方にあるホストのアド レ
                 ス を指定するか、逆 ARP でアドレスを決定する必要
                 がある場合には語 "dynamic"   を 指 定 し ま す。
                 "dynamic"  を指定する場合、LLC/SNAP カプセル化も
                 また指定する必要があります。

       このコマンドは、指定した属性の PVC を作成し、IP にアタッチ
       します。

       atm delete ARP [<netif>] <host>

       ここで:
            <netif>  は、 ATMARP エントリが関連付けられるネットワ
                 ークインタフェース名であり、省略可能です。名前を
                 指定しないと、関連付けられているネットワークイン
                 タフェースにかかわらず、指定したホスト を キャッ
                 シュエントリから削除します。
            <host>  は、ATMARP テーブルから削除されるホストのホス
                 ト名もしくは IP アドレスです。

       このコマンドは、指定したホストのエントリを ATMARP テーブル
       から削除します。

       atm  set arpserver <netif> <ATM address> | local [<IP pre-
       fix> ...]

                 することを表現します。ネットワークインタフェース
                 が属する IP サブネットワークは、自動的に含まれま
                 す。

       こ のコマンドは、ネットワークインタフェースに対して ATMARP
       サーバのアドレスを設定します。

       atm show ARP [<host>]

       次の情報を表示します:

       Net Intf - エントリに対応するトラフィックが使用するネッ ト
       ワークインタフェース名。

       Flags - エントリが有効であるか、そして永続的であるかを示す
       フラグ。 - ATMARP エントリの更なる情報を示すフラグ。フラグ
       の文字の意味は次の通りです:

            P - エントリは永続的です。
            R - エントリはリフレッシュされました。
            V - エントリは有効です。

       Age - エントリが有効なままでいる残り時間 (分)。

       Origin - ATMARP エントリのソース。表示される値は次の通りで
       す:
            LOCAL ---- このエントリは、このホストのインタフェース
                       用です。
            PERM -----  このエントリは、永続的です。 add ARP コマ
                       ンドで作成したエントリに対して使用さ れ ま
                       す。
            REG ------ このエントリは、あるホストが ATMARP サーバ
                       に登録した結果として作成されました。
            SCSP ----- このエントリは、SCSP を介して学習 し ま し
                       た。
            LOOKUP ---  こ のエントリは、あるホストが ATMARP 検索
                       (lookup) を実行した結果として作成されま し
                       た。
            PEER_RSP -  このエントリは、あるホストが InARP リクエ
                       ストに応答した結果として作成されました。
            PEER_REQ - このエントリは、あるホストが InARP リク エ
                       ストを送信した結果として作成されました。

       ATM address - エントリが参照するホストの ATM アドレス。

       IP  address - エントリが参照するホストの IP アドレスまたは
       ドメイン名。

       show ARP サブコマンドでパラメータを指定しない場合、 ATMARP
       テーブルすべてが表示されます。ホスト名もしくは IP アドレス
       が指定されると、指定したホストに関する情報のみが表示されま
       す。
            NOT_CONF - インタフェースに対して ATMARP サーバが設定
                       されていません。
            SERVER --- このホストが ATMARP サーバです。
            PEND_ADR - インタフェースに対して ATM アドレスが設 定
                       されていません。
            POPEN ----  このホストが ATMARP サーバに対して VCC を
                       オープンしようとしています。
            REGISTER - このホストは、 ATMARP サーバに対してオープ
                       ン された VCC を持っていて、サーバに対して
                       登録作業中です。
            ACTIVE --- ATMARP サーバへの接続はアクティブです。

       ATM Address - ATMARP サーバの ATM アドレス。

       show arpserver サブコマンドでパラメータを指定しない場 合、
       全ネットワークインタフェースに関する ATMARP サーバが表示さ
       れます。インタフェース名を指定すると、指定したネットワーク
       インタフェースに関する情報のみ表示されます。

       atm show IPVCC [<host> | <netif>]

       次の情報を表示します:

       Net Intf - VCC が終端するネットワークインタフェース名。

       VPI  -  VCC   の 仮 想パス識別子 (Virtual Path Identifier;
       VPI)。

       VCI - VCC の仮想チャネル識別子  (Virtual  Channel  Identi-
       fier; VCI)。

       State - VCC の状態。表示される値は次の通りです:
            PMAP ----  ホ ス トは送信すべき IP パケットを持ってい
                      て、 ATMARP マッピングを待っています。
            POPEN --- VCC はオープンされているところです。
            PACCEPT - リモートホストからの VCC が受理されていると
                      ころです。
            ACTPENT - PVC はオープンですが、ATMARP 情報はまだ利用
                      できません。
            ACTIVE -- VCC はアクティブです。

       Flags - フラグは、VCC に関する更なる情報を表示します。フラ
       グの文字の意味は次の通りです:

            S - VCC は SVC です。
            P - VCC は PVC です。
            L - VCC は LLC/SNAP カプセル化を使用します。
            M - VCC の IP-to-ATM アドレスマッピングは有効です。
            N - VCC に関するアイドルタイムアウトはありません。

       IP  Address - VCC のリモートエンドのホストの名前と IP アド
       レス。
       atm  show version 実行中の HARP ソフトウェアのバージョンを
       表示します。


関連項目

       ilmid (8); scspd (8); atmarpd (8)


バグ

       物理インタフェースとネットワークインタフェースに混乱しない
       ようにしてください。

       バグは harp-bugs@magic.net に報告してください。


COPYRIGHT

       Copyright  (c) 1994-1998, Network Computing Services, Inc.


作者

       John Cavanaugh, Network Computing Services, Inc.
       Mike Spengler, Network Computing Services, Inc.
       Joe Thomas, Network Computing Services, Inc.


謝辞

       本ソフトウェア は、  Defense  Advanced  Research  Projects
       Agency (DARPA) の協力により開発されました。


日本語訳

       堀川和雄 <horikawa@jp.FreeBSD.org>



HARP                        1998-08-20                     ATM(8)

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