ac(8) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

ac

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解説

     もしファイル /var/log/wtmp が存在すれば、個々のログイン時刻とログアウト時
     刻の記録が、各々 login(1)init(8) によって書き込まれます。 ac はこれら
     の記録を検査し、ログイン全ての累積接続時間 (時間単位) を標準出力に書き出
     します。

     オプションは次の通りです。

     -d         接続時間を 24 時間単位で表示します。

     -p         各々のユーザの合計を表示します。

     -t tty     特定の tty からのログインだけを計測します。 tty が '!' で始
                まっている場合はそれ以外の tty を示し、'*' で終っている場合
                は、同様な全ての tty を示します。複数の -t フラグを指定しても
                構いません。

     -w wtmp    接続時間のデータを、デフォルトファイル /var/log/wtmp の代りに
                wtmp から読み込みます。

     users ...  与えられたユーザの合計だけを表示します。

     もし、引数が与えられなければ、 ac はログインセッションが wtmp に記録され
     た全てのアカウントの合計接続時間を表示します。

     デフォルトの wtmp ファイルは、切り捨て (truncate) をしない限り、際限なく
     増加します。これは通常、 cron(8) によって起動されるデイリースクリプトに
     よって切り捨てが行なわれます。デイリースクリプトは wtmp ファイルの改名と
     巡回 (rotate) を行ない、一週間分のデータを手元に保持します。ログインや接
     続時間のアカウントは、もし /var/log/wtmp が存在しなければ、行なわれませ
     ん。

     例えば

     ac -p -t "ttyd*" > modems
     ac -p -t "!ttyd*" > other

     とすると、 modems に記録された時間と、 other のそれで、別の料金を請求する
     こともできます。


診断

     ユーティリティ ac は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了しま
     す。


関連ファイル

     /var/log/wtmp        接続時間アカウントファイル
     /var/log/wtmp.[0-7]  巡回されたファイル


関連項目

     login(1), utmp(5), init(8), sa(8)


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