groff_ms(7) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

groff_ms

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groff_ms



書式

       groff -ms [ options...  ] [ files...  ]
       groff -m ms [ options...  ] [ files...  ]


解説

       こ のマニュアルページは GNU バージョンの ms マクロの解説を
       します。このマクロは、groff 文書整形システムの一部分です。
       この groff ms マクロは、4.3 BSD Unix ms マクロの文書化され
       た機能と互換であるように設計されています。しかし、次のよう
       な制限があります:

       o      groff  ms の内部は Unix ms の内部とは同じではありま
              せん。したがって、Unix ms の実装の細部に依存する 書
              式については、機能しないとしてももっともでしょう。

       o      タ イ プ ライタ様のデバイスには、サポートはありませ
              ん。

       o      バークレイ方言、特に、 TMCT マクロは、実装さ れ
              ていません。

       o      groff ms では、カットマークは提供しません。

       o      重 複した行送りは許されません (代わりに、大きな垂直
              行送りを使用して下さい)。

       o      groff ms は、互換モードでは機能しません (例 え ば、
              -C オプションなど)。

       o      エラー処理の方針については、groff ms は、沈黙したま
              まエラーを無視したりせず、エラーを検出してレポー ト
              します。

       groff  ms   マクロは、GNU troff の多くの機能を利用していま
       す。したがって、これは他のいかなる troff によっても使用 で
       きません。

       ベル研の方言は、 BSD ms マクロにも groff ms マクロのいずれ
       にも実装されていません。

       ある Unix ms の文書には、数値レジスタの CWGW とが、 そ
       れぞれカラム幅とガター幅を制御する為に使用できると述べられ
       ています。しかし、ここでは事実はそうではありません。これら
       の数値レジスタは、groff ms では使用できません。

       リセットを引き起こすマクロはインデントを設定します。インデ
       ントを変更するマクロはインデントを増減するのではなく、むし
       ろインデントを絶対的に設定します。このことによって、独自の
       マクロを追加定義している文書に問題が生じるかも知れません。
       こ れを解決するには、 in リクエストを用いずに、代わりに RSRE マクロを用いて下さい。

       文字列の \*{\*} は、上付き文字を開始したり終了したりす
       るのに使うことができます。

       い くつかの Unix V10 ms の機能が実装されています。 B, IBI マクロでは、第 3 番目の引数がオプションとして指定できま
       す。この引数は、現在のフォントで最初の引数の直前に印字され
       ます。 B と同じようなマクロ CW があります。これ は、 定 幅
       フォントにします。

       次 の文字列は、groff ms マクロを英語以外の言語に適合させる
       ために再定義することができます。

       文字列      デフォルト値
       REFERENCES  References
       ABSTRACT    ABSTRACT
       TOC         Table of Contents
       MONTH1      January
       MONTH2      February
       MONTH3      March
       MONTH4      April
       MONTH5      May
       MONTH6      June
       MONTH7      July
       MONTH8      August
       MONTH9      September
       MONTH10     October
       MONTH11     November
       MONTH12     December

       フォントファミリは、リセットで文字列 FAM から取られて置 き
       直されます。初期化時にこの文字列が未定義であった場合は、現
       在のフォントファミリが設定されます。脚注のポイントサイズ、
       垂 直 行 送 り幅、そして段落間の行送り幅は、数値レジスタの
       FPS, FVS, や FPD から取り出されます。初期化時に、 こ れ ら
       は、それぞれ \n(PS-2, \n[FPS]+2, および \n(PD/2 に等しく設
       定されます。しかし、これらのレジスタのいずれかでも初期化前
       に定義されていれば、そのレジスタは、これらの値に設定されま
       せん。 ( .hy リクエストによって設定される)ハイフネーション
       フラグは、 HY レジスタから取られて設定されます。これが初期
       化時に定義されていない場合には、 HY レジスタは 14 に設定さ
       れます。

       右詰めのディスプレイは .DS R および .RD を用いて利用可能で
       す。

       次のような慣行がマクロ、文字列そして数値レジスタの名前に行
       なわれています。 groff ms マクロを使用する文書に利用出来る
       外部名は大文字と数字だけからなります。内部的には、マクロは
       モジュールに分割されます。ある一つのモジュールの中だけで使
       用される名前は、 mudule*name という形をしています。定義 さ
       れ て いるモジュールの外部で使用される名前は、 module@name
       という形をしています。ある特別の環境に関わる名前は、 envi-


関連ファイル

       /usr/share/tmac/ms.tmac( s.tmac へのラッパファイル)
       /usr/share/tmac/s.tmac


関連項目

       groff(1), troff(1), tbl(1), pic(1), eqn(1)
       ms(7)



Groff Version 1.17.2      6 August 2001               GROFF_MS(7)

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