kernfs(5) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

kernfs

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kernfs




解説

     カーネルファイルシステム kernfs は、現在実行中のカーネルに関する情報への
     アクセス手段を提供するものです。これは通常 /kern にマウントされます。この
     ファイルシステムは読み取り可能な数個の通常ファイルを含んでおり、これらの
     ファイルの一部には書き込むこともできます。ファイルの内容は文字列と ASCII
     表記の 10 進整数からなり、機種に依存しない書式になっています。数値が返さ
     れるときは、後ろに改行文字が付け加えられます。

     マウントポイントには以下のファイルが含まれます。

     bootfile   現在のカーネルが起動したパス。

     boottime   システムが最後に起動した時間 (ASCII 表記の 10 進数)。

     copyright  カーネルの著作権標示。

     hostname   現在のホスト名。後ろに改行がつきます。このファイルに書き込むこ
                とにより、現在のホスト名を変更することができます。ホスト名に後
                続する改行文字は書き込み時には取り除かれます。

     hz         システムクロックの周波数 (ASCII 表記の 10 進数)。

     loadavg    過去 1 分間、5 分間および 15 分間のロードアベレージで、カーネ
                ル固定小数点フォーマットで表されます。最後の整数は固定小数のス
                ケーリングファクタです。全ての数値は ASCII 10 進数で表されま
                す。

     pagesize   マシンのページサイズ (ASCII 10進数)。

     physmem    マシンの物理メモリのページ数 (ASCII 表記の 10 進数)。

     root       システムのルートディレクトリ。chroot した環境では、
                mount_kernfs(8) を、新しい /kern マウントポイントを生成するた
                めに用いることができます。 /kern/root はカレントプロセスのルー
                トではなく、システム全体のルートを示すことになる予定です。現在
                はまだ利用できません。

     rootdev    ルートデバイス。現在はまだ利用できません。

     rrootdev   raw ルートデバイス。現在はまだ利用できません。

     time       システムクロックの秒数およびマイクロ秒数 (ASCII 表記の 10 進
                数)。

     version    カーネルのバージョン文字列。 /etc/motd のヘッドラインは ``sed
                1q /kern/version'' を実行することによって生成することができま
                す。

     kernfs によって得られる情報のほとんどは sysctl(8) からも入手可能です。


関連ファイル

4.4BSD                         December 14, 1996                        4.4BSD

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