groff_out(5) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

groff_out

前のページ 上に戻る 次のページ

groff_out



解説

       このマニュアルページは、GNU troff の出力フォーマットについ
       て記述します。 GNU troff が使用する出力フォー マッ ト は、
       UNIX のデバイス非依存 troff が使用するものと似ています。こ
       こでは両者の差のみを記述します。

       s コマンドへの引数はスケールドポイントです (これは ポイ ン
       ト/n  を意味します。 n は DESC ファイル中の sizescale コマ
       ンドへの引数です)。 x Height コマンドへの引数もまたスケ ー
       ルドポイントです。

       最 初の 3 つの出力コマンドは次のようになっていなければなり
       ません:

              x T device
              x res n h v
              x init

       DESC ファイル中に tcommand 行が存在する場合には、troff  は
       以下の 2 つのコマンドを使用します。

       txxx   xxx  は、任意の文字のシーケンスであり、空白または改
              行を終端とします; 最初の文字を現在位置で印字し、 現
              在 の水平位置を最初の文字の幅だけ増加させます。続け
              て、同じ処理を各文字に対して実行します。文 字 の 幅
              は、 フォントファイルにおいて与えられたものを現在の
              ポイントサイズに応じて適切にスケーリングしてか ら、
              水 平解像度の倍数となるように丸めます。特殊文字はこ
              のコマンドでは印字できません。

       un xxx t コマンドと同様ですが、各文字の印字後に現在の水 平
              位置に加えられるものが、文字幅と n の和である点が違
              います。

       単一文字は 8 ビット目がセットされていてもかまわないこと に
       注意してください。これはフォント名や特殊文字名にもあてはま
       ります。

       文字名やフォント名は任意の長さが許されます; ドライバはこれ
       らの長さが 2 文字のみであると仮定してはなりません。

       文字を印字する時、その文字は常に現在のフォント中に存在しま
       す。デバイス非依存 troff とは異なり、ドライバがスペシャ ル
       フォントから文字を探す必要はありません。

       x デバイス制御コマンドが、拡張されました。

       x u n  n  が 1 の場合、空白の下線付けを開始します。 n が 0
              の場合、空白の下線付けを停止します。こ れ は、nroff
              モ ードの cu リクエストで必要であり、他の場合には無
              視されます。

              します。通常はこれは黒ですが、ドライバによっては こ
              れを変更する手段を提供するものがあります。

       DC d\n 現在位置を最左端とする、半径 d の塗り潰された円を描
              画します。

       DE dx dy\n
              現在位置を最左端とする、水平半径 dx 垂直半径 dy  の
              塗り潰された楕円を描画します。 delim $$

       Dp  $dx  sub 1$ $dy sub 1$ $dx sub 2$ $dy sub 2$ $...$ $dx
       sub n$ $dy sub n$\n
              $i  =  1 ,..., n+1$ に対し、 i 番目の頂点を現在位置
              $+ sum from j=1 to i-1 ( dx sub j , dy sub j )$  と
              す る多角形を描画します。今のところ、GNU pic のみが
              このコマンドを使用し、三角形と矩形を生成します。

       DP $dx sub 1$ $dy sub 1$ $dx sub 2$ $dy sub 2$  $...$  $dx
       sub n$ $dy sub n$\n
              Dp と同様ですが、多角形の外形のみの描画でなく、塗り
              潰しも行います。

       Dt n\n 現在の線の太さを n マシン単位に設定します。伝統的に
              UNIX troff ドライバは、現在のポイントサイズに比例す
              る線の太さを使用します; Dt コマンドが指定されない場
              合や、 Dt コマンドに負の n が指定された場合は、ドラ
              イ バはこの方法を使用する必要があります。 n に 0 を
              指定すると、利用可能な最小の線の太さを選択します。

       これらのコマンドを実行した後、現在位置をどのように変更する
       の かという問題が生じます。 GNU pic が生成するコードはこの
       問題に依存しませんので、これはたいして重要ではありません。

              \D'c  $x sub 1$ $y sub 1$ $x sub 2$ $y sub 2$ $...$
              $x sub n$ $y sub n$'

       の形式、ただし cc, e, l, a, ~ のいずれでもない描画コマ
       ン ドが与えられた時、 UNIX troff は各 $x sub i$ を水平の単
       位で扱い、$y sub i$ を垂直の単位で扱い、描画されるオブジェ
       クトの幅は $sum from i=1 to n x sub i$ であり、高さは $sum
       from i=1 to n y sub i$ であると仮定します。 (高さに関す る
       仮 定は、このような D コマンドを \w エスケープシーケンス中
       で使用した後、 st レジスタおよび sb レジスタを検査すること
       により確認できます。) この規則は全てのオリジナルの描画コマ
       ンドにあてはまりますが、 De は例外です。 Df, Dt コマ ン ド
       や、影響は少ないですが DE コマンドにおいて、たとえ醜い結果
       となったとしても、 GNU troff もまた互換性のためにこの規 則
       に従います。それゆえ、

              Dc $x sub 1$ $y sub 1$ $x sub 2$ $y sub 2$ $...$ $x
              sub n$ $y sub n$\n

       groff_font(5)



Groff Version 1.17.2      26 April 2001              GROFF_OUT(5)

ABELNET VPSサービス