wc(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

wc

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wc




解説

     wc は各入力ファイル file (デフォルトでは標準入力) に含まれる行数、単語
     数、バイト数を数えて標準出力に表示します。行は改行文字で区切られた文字
     列、単語は空白文字で区切られた文字列、と定義されます。ここで空白文字とは
     isspace(3) が真を返すような文字をいいます。複数のファイルが指定された場合
     は、最後に行数、単語数、バイト数の各項目別の合計も表示します。

     オプションとしては以下のものがあります。

     -c      各入力ファイルのバイト数を標準出力に表示します。

     -l      各入力ファイルの行数を標準出力に表示します。

     -w      各入力ファイルの単語数を標準出力に表示します。

     オプションが指定された場合、 wc は要求された情報のみを表示します。デフォ
     ルトの動作はすべてのオプションが指定された場合と同じです。

     file が指定されなかった場合は、標準入力から読み込まれ、ファイル名は出力さ
     れません。


診断

     ユーティリティ wc は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了しま
     す。


関連項目

     isspace(3)


互換性

     歴史的には、 wc では単語は「スペース、タブ、改行文字で区切られる最長の文
     字列」として定義する、とドキュメントに記述されていました。しかしこの実装
     は非表示文字を正しく扱いませんでした。例えば ``foo^D^Ebar'' を 8 文字と数
     える一方、``  ^D^E  '' を 6 つの空白と数えたのでした。 4.3BSD 以降の 4BSD
     ではドキュメントと矛盾のないよう修正され、 IEEE Std 1003.2 (``POSIX.2'')
     で要求されているように、 isspace(3) を用いて「単語」を定義するよう実装し
     直されました。


規格

     wc は IEEE Std 1003.2 (``POSIX.2'') 準拠です。


歴史

     wc コマンドは Version 1 AT&T UNIX から登場しました。

FreeBSD 4.4                     April 19, 1994                     FreeBSD 4.4

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