split(1)
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FreeBSD 一般コマンドマニュアル
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split
split
解説
split は、 file が指定された場合はそのファイルを、指定されなかった場合は
標準入力から読み込んだデータを、1000 行ごとに分割します。
オプションは以下のとおりです。
-b byte_count バイト単位で分割します。 ``k'' を数字の後ろに付けた場
合は、 byte_count キロバイト単位で分割します。 ``m'' を数字の後ろ
に付けた場合は、 byte_count メガバイト単位で分割します。
-l n 行単位で分割します。
-p pattern
拡張正規表現として解釈される pattern に入力行がマッチするたび、
ファイルが分割されます。マッチする行は、次の出力ファイルの最初の
行になります。本オプションは、 -b および -l のオプションと共には
指定できません。
オプションのあとに引数を指定した場合、最初の引数は入力ファイルの名前とし
て扱われます。その次の引数は、分割したデータを格納するファイル名の接頭語
として扱われます。この場合、分割したデータを格納するファイル名は接頭語の
あとに ``aa-zz'' という文字列を付けたファイルに、辞書式順序で分割されま
す。
name が指定されなかった場合、分割されたデータは ``xaa-zzz'' というファイ
ルに、辞書式順序で分割されます。
バグ
歴史的な理由により、 name を指定した場合は、 split は 最大 676 個のファイ
ルにしか分割できません。デフォルトのファイル名に分割した場合は、最大 2028
個のファイルに分割することができます。
パターンにマッチする最大行長は 65536 です。
関連項目
re_format(7)
歴史
split は Version 6 AT&T UNIX から登場しました。
FreeBSD 4.4 April 16, 1994 FreeBSD 4.4