mcon(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

mcon

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mcon


          [-a accel-time] [-s 0 | false | no] [-s 1 | true | yes] device


解説

     mcon は、 pcvt(4) マウスエミュレータの調整可能なパラメータを制御するユー
     ティリティです。

     NB: マウスエミュレータはデフォルトでは組み込まれていません。この機能を有
     効にするには、システムの設定ファイルに以下のオプション指定行

     options PCVT_EMU_MOUSE

     を記述する必要があります。

     いずれの場合も、マウスエミュレーションに用いるデバイスノードを指定する
     device を引数に指定して mcon を呼び出さなければなりません。これは普通、
     pcvt(4) ドライバのうち、仮想端末デバイスとして使われていない最初のデバイ
     スノードです。例えば、8 つの仮想端末、つまり /dev/ttyv0 から /dev/ttyv7
     が使えるように設定されている (これがデフォルト) 場合、マウスエミュレータ
     は /dev/ttyv8 に割り当てられます。

     もしオプションなしで mcon を起動すると、調整可能パラメータの現在の設定値
     を表示します。

     オプション 1 つを付けて起動すると、 mcon は新しい値の設定を試みます。

     オプションは以下の通りです:

     -l left-button-key

     -m mid-button-key

     -r right-button-key
             指定された button key がマウスの左, 中央, 右ボタンをエミュレート
             するようにマッピングします。 button key はそのキーの通常の名称で
             す。普通の ASCII 文字はその文字自体で指定し、ファンクションキーは
             f1 から f10 で指定します。注意: AT ファンクションキー f11 から
             f12 は 拡張されたキーであり、マウスエミュレータで使うようにマッピ
             ングできません。基本的な PC スキャンコードキーを使うことしか許さ
             れないからです。

     -a accel-time
             内部アクセラレータのタイムリミットを accel-time ミリ秒に設定しま
             す。このタイムリミット以上経過した後キーイベントが発生すると、単
             一のステップでマウスカーソルが動きます。これより短い間隔でキーイ
             ベントが到着すると、マウスカーソルは 6 倍の速さで動きます。注意:
             milliseconds は上に示した単位で指定できますが、時刻の分解能は OS
             のタイマ分解能の制約を受け、通常は 10 ミリ秒単位となります。

     -s 0 | false | no

     -s 1 | true | yes
             マウスボタンの sticky 動作を無効化あるいは有効化します。マウスボ


バグ

     ボタンをエミュレートするキーをスキャンコードに (あるいはその逆に) マッピ
     ングする際のキーの名前は、米国のキーボードレイアウトに基づいています。し
     かし、 ``選んだ button'' は各国のキーボードレイアウトのファンクションキー
     のどれかに相当するでしょうから、通常、これは問題とならないでしょう。

     マウスエミュレータは結構乱暴なことをやっています。その唯一の目的は、X
     ウィンドウ環境の中でポインタを動かすデバイスを提供することです。


関連項目

     X(1), pcvt(4)


歴史

     mcon ユーティリティは pcvt(4), release 3.00 で登場しました。


作者

     マウスエミュレータは Joerg Wunsch によって寄贈されました。

FreeBSD 4.4                     January 3, 1994                    FreeBSD 4.4

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