mark(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

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SYNOPSIS

       mark   [+folder]   [msgs]   [-sequence name ...]    [-add]
            [-delete]  [-list]  [-public]   [-nopublic]   [-zero]
            [-nozero] [-help]


DESCRIPTION

       mark  コマンドは、各フォルダ特有のメッセージ・シーケンスに
       メッセージ番号を追加したり削除したり、またそれらのシーケン
       スやメッセージを表示したりします。メッセージ・シーケンスは
       "first" や "next" といった予約メッセージ名のようなキーワー
       ドです。ただ、フォルダ毎に固定した意味を持つ予約メッセージ
       名とは違って、メッセージ・シーケンスの意味はユーザーによっ
       て定義され、変更され、削除されます。

       メッ セ ー ジ・ シ ー ケ ン ス は 各フォルダ特有です。例え
       ば、"+inbox" フォルダに於けるシーケンス名 "seen" は、異 な
       る名前のフォルダ内の同じ名前のシーケンスとはいかなる関係も
       持っていません。

       mark の動作は三つのオプションの一つによって指定されま す。
       三つのオプションは相互排他的であり、これらのうち最後に現れ
       たものが、それ以前に現れた他の二つを無効にします。

       `-add' オプションは mark に、メッセージをシーケンスに追 加
       す る、 あ る い は 新しいシーケンスを作る事を指示します。
       `-sequence name' 引数によって指定されたそれぞれのシーケ ン
       ス 名  ( 少なくとも一つは指定しなければならない)に対して、
       `msgs' で指定されたメッセージ (もし `msgs' が指定されな い
       場 合、デフォルトは "cur")がそのシーケンスに追加されます。
       追加されるメッセージはシーケンスに未だ存在しないものでなけ
       ればならないという事はありません。もし、`-zero' オプション
       が指定されると、メッセージが追加される前に、そのシーケンス
       は空にされます。故に、 `-add -zero' はそれぞれのシーケンス
       を指定のメッセージで初期化しますし、 `-add -nozero' はそれ
       ぞ れ のシーケンスに指定のメッセージが追加されます (これら
       は、シーケンス自体やシーケンスの内容が追加されるのであり、
       シーケンスで表されるメッセージ自体(ファイル)が追加される訳
       ではありません)。

       `-delete' オプションは mark に、メッセージをシーケンスから
       削除する事を指示し、以下 `-add' と同文です。指定のシーケン
       スそれぞれについて、指定のメッセージがそのシーケンスから削
       除されます。これらのメッセージはそのシーケンス内に既に存在
       するものでなければならないという 事 は あ り ま せ ん。 も
       し、`-zero' オプションが指定されると、メッセージをシーケン
       スから削除する前に、そのフォルダ内にある全てのメッセージが
       そ のシーケンスに追加されます。故に、 `-delete -zero' はそ
       れぞれのシーケンスを指定のメッセージ以外の全てのメッセージ
       で 初期化しますし、 `-delete -nozero' はそれぞれのシーケン
       スから指定のメッセージだけが削除されます。期待される よ う
       に、`mark -sequence seen -delete all' コマンドはカレント・
       フォルダからシーケンス "seen" を削除します (これらは、シー
       を 表 示するよう指示します。 mark は `-sequence name' オプ
       ションで指定されたそれぞれのシーケンスの名前と、それに含ま
       れるメッセージを一覧表示します。もし、`-sequence' が指定さ
       れなかった場合、全てのシーケンスが表示され、プライベート・
       シ ーケンスはその旨(private と)表示されます。 `-zero' オプ
       ションは `-list' オプションには何の影響も与えません。

       現在のシーケンスに対する制限は次の通りです。

         メッセージ・シーケンスを表す名前は英字から始まり、ゼロ個
         以 上 の 英 数字が続く文字列です。また、予約メッセージ名
         "new"、"first"、 "last"、"all"、"next"、そして "prev" の
         どれかと同じであってはなりません。

         一つのフォルダにはある数以上のシーケンスを作ることが出来
         ません。この数は通常 26個(小さなシステムでは 10個)に制限
         されています (mh.h を参照して下さい)。

         ユ ー ザー定義のシーケンス名でメッセージの範囲を表す場合
         は、 "name:n" または "name:-n" という形に限られます。 こ
         れ はそれぞれシーケンス `name' の最初または最後の `n' 個
         のメッセージを意味します。 "name1-name2" という形式は 禁
         止されています。


FILES

       $HOME/.mh_profile                   ユーザーのプロファイル


PROFILE COMPONENTS

       Path:                ユーザーの MH ディレクトリを決める
       Current-Folder:      デフォルトのカレント・フォルダを示す


SEE ALSO

       pick (1), mh-sequence (5)


DEFAULTS

       `+folder'            デフォルトはカレント・フォルダ
       `-add'               `-sequence' が指定された場合。さもなくば `-list'
       `msgs'               デフォルトは cur
                            (あるいは `-list' が指定された場合は all)
       `-nopublic'          フォルダが書き込み禁止の場合。さもなくば `-public'
       `-nozero'


CONTEXT

       フォ ル ダが指定されると、それがカレント・フォルダとなりま
       す。


HELPFUL HINTS

       シーケンス内のメッセージを列挙するためには(シェルスクリ プ
       トで使う時など)、 "pick sequence -list" を使うといいでしょ
       う。



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