cat(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル

cat

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解説

     cat はファイルを連続的に読み込み、標準出力に書き出します。 file が単一の
     ダッシュ (`-') または存在しない場合、 cat は標準入力から読み込みます。
     file はコマンドラインに記述された順番で処理されます。 ``-'' は標準入力を
     表します。

     オプションは以下のとおりです。

     -b     非空白行に、1 から開始する番号を付けます。

     -e     表示できない文字を目に見える形で表示し ( -v オプション参照)、各行
            の最後に (`$') を表示します。

     -n     行番号を付け加えます。行番号は 1 から始まります。

     -s     連続した空行を圧縮します。連続した空行は 1 行の空行として出力され
            ます。

     -t     表示できない文字を目に見える形で表示し ( -v オプション参照)、タブ
            を `^I' で表示します。

     -u     出力のバッファリングを行いません。

     -v     表示できない文字を目に見える形で表示します。 control-X は `^X' 、
            削除文字 (8進数で 0177) は `^?' と表示されます。 ASCII 文字でない
            もの ( 最上位ビットが立っているもの ) は、 `M-' (メタ) のあとに残
            りの7ビットで表されるキャラクタを表示します。


診断

     ユーティリティ cat は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了し
     ます。


使用例

     コマンド

           cat file1

     は、 file1 の内容を標準出力へ表示します。

     コマンド

           cat file1 file2 > file3

     は、 file1file2 の内容を file3 へ順番に表示します。 file3 が既に存在
     する場合にはこれを切り詰めます。リダイレクトについての更なる情報は、シェ
     ル (すなわち sh(1)) のマニュアルページを参照してください。

     コマンド

           cat file1 - file2 - file3

     cat ユーティリティは IEEE Std 1003.2-1992 (``POSIX.2'') 仕様に準拠してい
     ます。

     フラグ [-benstv] はこの仕様に対する拡張です。


歴史

     cat ユーティリティは Version 1 AT&T UNIX から登場しました。 Dennis
     Ritchie がマニュアルの初版をデザインし、執筆しました。


バグ

     シェルの出力リダイレクトのメカニズムが原因で、 ``cat file1 file2 >
     file1'' は file1 に最初に入っているデータを消去してしまいます!

FreeBSD 4.4                       May 2, 1995                      FreeBSD 4.4

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